子どもがピアノを練習しないとき、親はどうする?わが家が続けている家庭練習

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子どもがピアノを練習しない。

「練習しなさい」と毎日言うのにも疲れるし、言えば嫌がる。かといって何も言わなければ、本当にピアノに触らない。

ピアノを習っている家庭では、よくある悩みではないでしょうか。

どれみうさぎ
どれみうさぎ

「何回『ピアノやって!』って言ってもやらない……。毎日言うのも疲れちゃうよ〜」

ふぁそらしリス
ふぁそらしリス

“自分から毎日しっかり練習する”を最初から目指さなくてもいいかも。まずは続けられる形を考えてみよう!

わが家でも、毎日子どもが自分から進んで練習しているわけではありません。

言わなければやらない日もありますし、自分からピアノに向かう日もあります。やる気がある日は、しっかり練習することもあります。

そして、こんなふうに書くと穏やかに見えるかもしれませんが、実際には私も怒ります。

「早く練習して!」

「何回言ったらやるの!」

と声を荒らげてしまうこともあります。

毎日余裕を持って子どものやる気を引き出せたら理想ですが、現実はなかなかそうはいきません。

そんなわが家で、それでも続けていることがあります。

朝と晩、1回ずつピアノに向かうこと。

たくさん弾かなくてもいい。

時間がない日や嫌がる日は、極端にいえば弾かなくてもいいから、とにかくピアノに触れる。

反対に、本人にやる気がある日はしっかり練習する。

毎日の練習量をそろえるのではなく、

「ピアノに向かう習慣だけは切らさない」

ことを大切にしています。

言わなければ練習しない日があっても、自分から弾く日も少しずつ出てきました。

そして、このやり方を続けながら、わが家ではコンクールに挑戦できるくらいまでピアノを続けてきました。

もちろん、「朝晩ピアノに触ればコンクールに出られる」という話ではありません。

これはあくまで、わが家に合っていた一つの方法です。

この記事では、「練習しない子をどうやって練習させるか」だけではなく、親も子どもも無理をしすぎず、どうすればピアノのある生活を続けられるのかを、わが家の経験も交えながら考えてみます。

子どもがピアノを練習しない理由は一つではない

「練習しない」と、つい「やる気がない」と考えてしまいます。

でも、実際にはいろいろな理由があります。

遊びたい。

疲れている。

曲が難しい。

楽譜を読むのが大変。

何を練習すればいいかわからない。

親に言われると余計にやりたくなくなる。

レッスンの課題が多い。

単純に今日は気分が乗らない。

理由が違えば、親ができることも変わります。

だから「どうしたら練習させられる?」だけではなく、

「今日は、なぜやりたくないんだろう?」

と考えてみると、対応しやすくなることがあります。

わが家は「朝と晩に1回」を習慣にしている

わが家で決めているのは、基本的に朝と晩に1回ずつピアノに向かうことです。

おっぴー
おっぴー

時間がない日や嫌がる日は、弾かなくてもいいからとにかく触る!くらいにしています。反対に、やる気がある日はしっかり練習。毎日の練習量にはかなり波があります。

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ただし、「必ず○分練習する」という決まりにはしていません。

時間がなければ短くてもいい。

疲れていたら少しでもいい。

どうしても嫌なら、とにかくピアノに触れる。

その代わり、やる気のある日はしっかり練習します。

私が重視しているのは、一日一日の練習量より、

「ピアノに向かうことを日常にしてしまうこと」

です。

歯磨きのように完全に自動化……とまではいきません。

今でも言わないとやらない日はあります。

それでも、自分からピアノに向かう日もあります。

「毎日自主的に練習するようになった」というきれいな成功談ではありません。

今も声をかけますし、私が怒ってしまう日もあります。

でも、それを含めてわが家の家庭練習です。

「5分しかできない」ではなく「5分もできた」

ピアノは、練習時間を長くすれば必ずうまくいくという単純なものでもありません。

今日は少ししかできなかった。

昨日は集中してできた。

今日は親に言われて渋々。

明日は自分から弾き始めるかもしれない。

子どものやる気には波があります。

その波をなくそうとするよりも、波があってもピアノから完全に離れない仕組みを作る方が、わが家には合っていました。

「30分できなかったから今日はダメ」ではなく、

「5分でもピアノに向かった」

と考える。

場合によっては「今日は触っただけ」でもいい。

そして、やる気がある日にたくさん練習する。

そんな日々の積み重ねです。

親はどこまで練習につきっきりになる?

小さいうちは、一人で「今日はここを練習しよう」と考えること自体が難しいことがあります。

そのため、

「ここを3回弾いてみよう」

「まず右手だけやってみよう」

と親が声をかけるだけで進むこともあります。

一方で、毎日親が横につきっきりになるのも大変です。

仕事や家事があれば、なおさらです。

親がどこまで練習を見るべきかについては、こちらの記事で詳しく書いています。

共働き家庭で練習時間を作る方法についてはこちらです。

実は「練習しない」のではなく「できない」のかもしれない

もう一つ確認したいのが、

何を練習したらいいのかわかっているか

です。

楽譜を読むのに時間がかかる。

リズムがわからない。

音を探すだけで疲れる。

先生に言われたことを家に帰ったら忘れてしまう。

こうなると、子どもにとってピアノの練習そのものが大仕事になります。

「練習しなさい」と言うより、何につまずいているのかを一緒に見つけた方がいい場合があります。

特に譜読みで困っている場合は、音符、リズム、音程などを一つずつ理解すると楽になることがあります。

ここから、このサイトにある音符・リズム・音程・視唱などのソルフェージュ記事にもつなげていきます。

親が怒ってしまったら?

どれみうさぎ
どれみうさぎ

今日は怒らないって思ってたのに……また『早く練習して!』って怒っちゃった。

これは私自身にも当てはまることですが、

「怒らないようにしよう」

と思っていても、怒ってしまうことがあります。

おっぴー
おっぴー

私も結構怒っています(笑)。だから“絶対に怒らない”より、何度も言わなくてもピアノに向かいやすい習慣を作ることを考えています。

朝の忙しい時間にいつまでも始めなかったり、何度言っても動かなかったりすると、こちらにも余裕がなくなります。

だから私は、「怒らない親になること」を家庭練習の目標にはしていません。

むしろ、

どうすれば親が何度も言わなくても済むか

を考える方が現実的だと思っています。

わが家で朝晩の習慣を作っているのも、そのためです。

「今日は練習する?しない?」を毎日ゼロから交渉するのではなく、「朝と晩にはピアノに向かうもの」と決めておく。

もちろん、それでも怒る日はあります。

完璧にはいきません。

でも、親が毎日やる気を作ってあげなくても続けられる仕組みを少しずつ作ることはできます。

それでも練習がつらいなら、続け方を変えてもいい

習慣を作っても、うまくいかない時期はあります。

そんなときにできることは「もっと練習させる」だけではありません。

練習時間を短くする。

課題を小さくする。

先生に相談する。

親が見る量を減らす。

練習方法を変える。

一度休む。

教室や先生との相性を考える。

場合によっては、ピアノを続けること自体を考え直すことも選択肢の一つです。

ピアノを習う目的は、毎日の練習を完璧にこなすことではないはずです。

毎日完璧じゃなくても、ピアノのある生活は続けられる

わが家も、毎日穏やかに練習できているわけではありません。

言わなければやらない。

怒る。

嫌がる。

それでも次の日には、またピアノに向かう。

そして、ときには自分から弾き始める。

やる気がある日は、集中して練習する。

その積み重ねで、コンクールにも挑戦できるようになりました。

だから、「うちの子は言わないと練習しない」と悩んでいる親御さんに、私はまず伝えたいです。

毎日自主的に練習することだけが、続けられている証拠ではありません。

家庭によって、続けられる形は違います。

わが家の場合は、

朝と晩に一度ずつピアノに向かう。
できる日はしっかり。
できない日は少しだけ。
どうしても嫌なら触れるだけ。

という形でした。

ふぁそらしリス
ふぁそらしリス

たくさん弾ける日も、ちょっとしかできない日もあるよ。大切なのは、その家庭に合った続け方を見つけることだね。

おっぴー
おっぴー

わが家の方法がすべての家庭に合うわけではありません。でも『毎日ちゃんと練習させなきゃ』と疲れている方に、こんな続け方もあるんだと思ってもらえたらうれしいです。

このサイトでは、完璧な家庭練習を目指すのではなく、親と子どもの両方ができるだけ無理をしすぎず、長く音楽と付き合っていく方法を考えていきます。

ピアノを学ぶための基本的な知識やテクニックについてご紹介します。

子供たちがピアノを学ぶために役立つ、ピアノ以外の基礎知識について紹介します。

ソルフェージュの基本知識や練習方法についてご紹介します。

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