ピアノを辞めるのはもったいない！挫折を克服するためのヒント

こんにちは！

このブログは主にピアノを学ぶお子さんをサポートする親御さんに向けて、家庭での音楽学習について発信しています。

ピアノを通じて子供たちに自発的な学習の喜びをシリーズの第６回です。

しかし、その挫折を乗り越えることで、より強い学習意欲と継続力が育まれます。

今回は、ピアノ学習における挫折をどのように克服し、子供たちの継続力を育てるかについて、具体的なアドバイスをお届けします。

ピアノ学習を続ける中で直面する様々な困難を乗り越えるための心構えや、親ができるサポートについても触れていきますので、ぜひ参考にしてください。

ピアノを練習しないから辞めさせる？

ピアノ学習を続ける中で、誰しも一度は挫折を経験することがあります。

ピアノを辞めてしまう前に、一度挫折に対する心構えを見直しましょう。

失敗を恐れずに挑戦する姿勢を持つことが大切です。

失敗から学ぶことで、次のステップに進むための糧になります。

具体例：小さな成功体験を積む

例えば、初めてのレッスンでうまく弾けなかったとしても、練習を続けて一つの曲をマスターすることができたら、それは大きな成功体験となります。

小さな成功体験を積み重ねることで、自信がつき、挫折に対する耐性も強くなります。

ピアノ学習における挫折のパターンと対処法

ピアノ学習でよくある挫折のパターンと、その対処法をいくつか紹介します。

技術的な壁にぶつかる

新しい技術や難しい曲に挑戦する際、思うように弾けないと感じることがあります。

このような技術的な壁にぶつかるのは、成長の証です。

対処法：段階的な練習

難しい部分を分解して、少しずつ練習しましょう。

音符が読めない、鍵盤の場所が分からない等の場合は1からゆっくり一緒に学びましょう。

リズムがうまく取れない場合は、一緒にリズム練習をしてみましょう。

音符やリズムが取れる様になったら右手と左手を別々に練習し、その後に両手を合わせるという方法があります。

手の形はすぐには身に付きません。

毎日諦めずに指練習をしていきましょう。意識して練習を続ければ出来る様になります。

焦らず、1歩ずつゆっくりとしたペースで練習することが重要です。

モチベーションの低下

最初は興味津々で始めたピアノも、次第に飽きてしまうことがあります。

モチベーションの低下は、学習の大きな障害となります。

対処法：バリエーションを持たせる

ピアノの練習方法や曲の選び方にバリエーションを持たせましょう。

クラシックだけでなく、ポップスや映画音楽など、子供が興味を持てる曲を取り入れると、新鮮さが増します。

また、自分で曲を少しアレンジする事も音楽を楽しむ刺激になるでしょう。

継続力を維持するための工夫

ピアノ学習を続けるための工夫をいくつか紹介します。

目標設定と達成感の重要性

ピアノ学習において目標を設定することは非常に効果的です。

具体的な目標を立てることで、学習の方向性が明確になります。

具体例：短期・中期・長期の目標設定

例えば、短期目標として「今月中にこの曲を弾けるようになる」、中期目標として「半年後の発表会で演奏する」、長期目標として「音楽コンクールに出場する」という具合に目標を設定します。

達成するごとに達成感を感じることで、継続力が育まれます。

コンクールなんてと思うかもしれませんが、レベルは幅があり簡単なものから出場してみるといいと思います。

実際に出場した年長さんはトロフィーをもらってモチベーションがとても上がったようで、また練習して出る！！と話してくれます。

人前に出る自信をつける事もできますし、挑戦するという行為に前向きになれます。

挫折時に親ができるサポート

子供が挫折を感じたとき、親や教師のサポートが非常に重要です。

励ましの言葉や具体的なアドバイスが、子供の学習意欲を取り戻す助けになります。

具体例：親のサポート

子供が練習に行き詰まったとき、親が一緒に練習を見守ったり、一緒にピアノを楽しんだりすることで、子供は安心感を得ます。

また、成功したときには大いに褒めることで、自信を持たせることができます。

実際に挫折しかけた経験から復活した経緯を下記のブログに記載しています。

まとめ

ピアノ学習は、単に楽器を弾けるようになるだけでなく、子供たちに多くの価値を提供します。

挫折を乗り越える経験は、自己成長の糧となり、継続する力を養います。

親や教師のサポートを受けながら、子供たちは音楽を通じて自己表現の楽しさを学び、学習を続ける力を身につけることができるでしょう。