ピアノのハンマーの動きや弦の数、知ればもっと強弱がうまく弾ける!

pia_hammer and strings ピアノ学習
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは!

このブログは主にピアノを学ぶお子さんをサポートする親御さんに向けて、家庭での音楽学習について発信しています。

今日はピアノの内部に隠れている重要な部品、弦とハンマーについてお話しします。

これらの部品がどのようにして美しい音を生み出すのか、一緒に見ていきましょう。ピアノの仕組みを知ることで、より深く音楽を楽しむことができますよ!

おっぴー

元プログラマのおっぴーです。
年長のこどもがピアノコンクールで金賞を受賞しました。
家庭における親のピアノサポートに役立つノウハウを発信しています!

フォローする

ピアノの弦ってどんな仕組み?

まず、ピアノの弦について学んでみましょう。

弦の種類:低音から高音までの違い

ピアノには約220〜230本の弦が張られているそうです。

これってすごい数ですよね!

低音域では1音につき1〜2本の弦が使われ、中高音域では1音につき3本の弦が使われています。

この違いが、ピアノの音色にどんな影響を与えているのでしょうか?

具体例として、低音の「ド」の音を見てみましょう。

この音は1本の太い弦で作られています。

一方、中音域の「ド」は3本の細い弦が使われています。

これにより、音の深みと響きが変わってきます。

低音は重厚で力強い音を、高音は明るくキラキラした音を生み出します。

弦の材質とその役割

ピアノの弦には主に鋼線こうせんが使われています。

鋼線は非常に強く、長期間にわたって安定した音を提供します。

低音弦にはさらに銅線が巻かれており、これにより弦が重くなり、より深い低音が出せるようになります。

例えば鋼線だけの弦と銅線を巻いた弦では、音の響きがまったく違うといいます。

ハンマーの秘密に迫る

次にピアノのハンマーについて見ていきましょう。

ハンマーは鍵盤と連動して動き、弦を叩くことで音を生み出します。

ハンマーの材質って何?

ピアノのハンマーには羊毛フェルトが使われています。

羊毛フェルトは非常に柔らかく、弦を優しく叩くことができます。

これにより、クリアで美しい音が生まれるのです。

具体例として、お子さんが柔らかいバチで太鼓を叩くのを想像してみてください。

硬いバチで叩くと音が鋭くなりますが、柔らかいバチで叩くと音がまろやかになります。

同じように、羊毛フェルトを使ったハンマーは弦を柔らかく叩き、優しい音を作り出します。

ハンマーの配置と動きの仕組み

ピアノのハンマーは鍵盤と連動して配置されています。

鍵盤を押すと、その動きがハンマーに伝わり、ハンマーが弦を叩くという仕組みです。

この動作は「アクション」と呼ばれ、ピアノの音がどのようにして生まれるのかを理解する上で非常に重要です。

以下の動画はグランドピアノのハンマー構造がとても分かりやすく説明されています。

例えばお子さんが鍵盤を早く押すと、ハンマーも鋭く弦を叩き、力強い音が出ます。

一方鍵盤をゆっくり押すと、ハンマーも優しく弦を叩き、柔らかい音が出ます。

この微妙な調整がピアノ演奏の醍醐味ですね。

こちらの動画もとても分かりやすかったので、大変参考になります。

弦とハンマーが生み出す音色

さて弦とハンマーがどのように音を生み出すのか、もう少し詳しく見ていきましょう。

音の振動と響きの秘密

ハンマーが弦を叩くと、弦が振動して音が生まれます。

この振動がピアノの内部で反響し、豊かな響きが生まれます。

ピアノのボディはこの音を増幅し、美しい音色を作り出します。

具体例としてギターの弦を弾いたときのことを思い出してください。

弦が振動して音が出ますが、ギターのボディがその音を大きくし、響きを作り出します。

ピアノも同じ原理で音を生み出しています。

ハンマー構造を導入した電子ピアノ

ハンマー構造が理解できても、電子ピアノではそれが感じ取れない。そんな悩みはありませんか?

一生懸命電子ピアノで練習してうまくなっても、実際に発表会でグランドピアノを弾くと全然感触が異なりうまく弾けなかったりします。

おっぴー
おっぴー

でもアコースティックピアノは防音のハードルが高い💦

そんな葛藤がありつつ先日YAMAHAに行ったところ、現在はグランドピアノのハンマー構造を搭載した電子ピアノがあったりアップライトピアノに音量調節ができる機械が取り付けられていたりと進歩していました。

グランドピアノのハンマー構造を搭載した電子ピアノです。

是非試演しに行ってみてくださいね!

また、初期段階でピアノを購入するには勇気がいりますよね。

家で電子ピアノでも表現豊かに練習する方法もあります。

以下の記事に記載しているので良かったら参考にしてください。

ダイナミクスってなに?

ダイナミクスとは、音の強弱を表す言葉です。

ピアノでは、ハンマーの打撃の強さによって音の強弱が変わります。

鍵盤を強く押すと大きな音が出て、優しく押すと小さな音が出ます。

例えばお子さんが「メリーさんの羊」を演奏するとき、静かな部分では鍵盤を優しく押し、盛り上がる部分では力強く弾くことで、曲に表情が生まれます。

このダイナミクスがピアノ演奏をより感動的なものにしてくれます。

まとめ

今回は、ピアノの弦とハンマーについて詳しく見てきました。

これらの部品がどのようにして音を生み出し、どのように音色を変化させるのかを理解することで、ピアノの魅力がさらに増すことでしょう。

お子さんと一緒にピアノの内部を探検し、楽器の奥深さを感じてみてくださいね。

ピアノの弦とハンマーの仕組みを知ることで、より豊かな音楽体験ができること間違いなしです!

ピアノを学ぶための基本的な知識やテクニックについてご紹介します。

子供たちがピアノを学ぶために役立つ、ピアノ以外の基礎知識について紹介します。

ソルフェージュの基本知識や練習方法についてご紹介します。

–PR–

軽量・コンパクトなロールアップピアノで、旅行先でも自宅でも音楽を楽しもう!初心者やお子様の学習にも最適。今すぐチェックして、音楽のある生活を始めましょう!

当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介、適格販売により収入を得ています。

ピアノ学習
フォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました