メロディーを学び音楽を彩る♪フレーズ練習と簡単な曲のアレンジ方法

sol_phrasing arrangement ソルフェージュ
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

こんにちは!

このブログは主にピアノを学ぶお子さんをサポートする親御さんに向けて、家庭での音楽学習について発信しています。

今日は、ピアノを学ぶ子どもたちのために楽しいソルフェージュ練習を紹介します。

音楽の基礎であるソルフェージュは、メロディーを理解し表現力を高めるために欠かせません。

でも、難しく感じることもありますよね?

そこで今回は、カジュアルなアプローチで楽しくメロディーを学ぶ方法をお伝えします。

親子で楽しめるアイデアもたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね!

おっぴー

元プログラマのおっぴーです。
年長のこどもがピアノコンクールで金賞を受賞しました。
家庭における親のピアノサポートに役立つノウハウを発信しています!

フォローする

メロディーの基本と応用を学ぶ

メロディーの基本的な要素とは?

メロディーとは音の流れのことで、音楽の中で最も記憶に残りやすい部分です。簡単に言うと、曲の「歌」の部分です。

基本的な要素には、音程リズムフレージングがあります。

音程は音と音の高さの差リズムは音の長さや強弱フレージングはメロディーをいくつかの「フレーズ」に分けることです。

例えば「キラキラ星」のメロディーを思い浮かべてください。

このメロディーには、音程、リズム、フレージングが全て含まれています。

メロディーを応用して遊ぼう!

基本を押さえたら、次は応用です。

メロディーを応用するというのは、簡単なメロディーに少し工夫を加えて遊ぶことです。

これをすることで、子どもたちはメロディーの構造をより深く理解できるようになります。

また、創造力も育まれます。

簡単なメロディーでのアレンジ例

例えば「キラキラ星」のメロディーに少しアレンジを加えてみましょう。

最初のフレーズを弾いた後、同じフレーズをちょっと変えて弾いてみます。

具体的には元のメロディーを弾いた後、音を一つ上げたり、リズムを変えたりしてみるんです。

例えば、冒頭のキラキラひかる~の部分を

♩ ♩ ♩ ♩ ♩ ♩ 𝅗𝅥」→「♩. ♪ ♩. ♪ ♩. ♪ 𝅗𝅥

と少しリズムを引き伸ばしてみたり、逆に早くしたりしてみましょう。

これだけで、いつものメロディーが全く新しい響きになります。

メロディーに感情を込める方法

表現力アップのコツ

次にメロディーに感情を込める方法を学びましょう。

音楽は感情を表現する素晴らしい手段です。

メロディーをただ弾くだけでなく、そこに感情を込めることでより豊かな演奏ができるようになります。

ここでは、フレージングとダイナミクスの2つのポイントに注目します。

フレージングを使ってみよう

フレージングとは、メロディーを「言葉の文」のように区切って演奏することです。

例えば、メロディーが一つの文だとすると、フレーズはその文を構成する一つ一つの文節です。

これを意識するだけで、メロディーに自然な流れが生まれ、感情を込めやすくなります。

「キラキラ星」の例では、例えば「キラキラ、ひかる」が一つのフレーズで、「お空の、星よ」が次のフレーズになります。

phrasing

フレージングの決定は、演奏者や指導者の解釈や演奏のスタイルによって異なります。

「キラキラ ひかる」までを一つのフレーズとして捉えると、少し軽く、楽しくリズム感のある演奏になります。

一方で「キラキラひかる おそらのほしよ」を一つのフレーズとして扱うと、より滑らかで連続的な流れを持つ演奏が可能になります。

この場合歌詞全体が一つのまとまりとして伝わりやすくなり、メロディーの流れが途切れずに続く感覚を得られます。

特に歌詞の意味や感情を強調したい場合には、一つのフレーズとして捉えることで、メロディー全体に一貫性を持たせることができます。

例えば子どもたちに「キラキラひかるおそらのほしよ」というフレーズを一気に歌わせることで、星が夜空で輝いている情景を強調することができます。

最終的には、どのようにフレージングするかは演奏の目的や状況に応じて決定されます。

いくつかのフレージングのバリエーションを試して、どのアプローチが一番しっくりくるかを見つけるのも楽しいプロセスです。

子どもにフレージングを教えるときは、歌詞を思い浮かべながら、どこで一息入れるかを考えてみると良いでしょう。

ダイナミクスでメロディーに変化を

ダイナミクスとは、音の強弱のことです。

ピアノ(小さい音)からフォルテ(大きい音)まで、さまざまな音量を使うことで、メロディーに表情をつけることができます。

例えば「キラキラ星」のメロディーの最初はピアノで静かに始め、次第にフォルテに盛り上げていくと、曲にダイナミクスが生まれます。

子どもには、物語を語るように音量を変えてみると楽しいかもしれません。

「ここは静かに囁いてね、ここは元気に叫んでみよう!」といった具合です。

練習方法と実践課題

装飾音や変奏でメロディーを楽しく

基本のメロディーが弾けるようになったら、次は装飾音や変奏を加えてみましょう。

装飾音とは、メロディーを飾る小さな音のことです。

例えば、主要な音の前に短い音を入れてみたり元の音を早く弾いてみたりします。

これをすることで、メロディーがより華やかになります。

変奏は、元のメロディーを少し変えて演奏することです。

例えば、「キラキラ星」をラテン風にアレンジしてみたりジャズ風に変えてみたりして楽しめます。

シンプルなメロディーにアレンジを加えよう

具体的には、「キラキラ星」の最初の音をトリル(装飾音)で弾いてみるのはどうでしょうか?

原曲の二分音符部分を、例えば以下の様にすると少しきらびやかになります。

kirakira_triru

変奏では「キラキラ星」をジャズ風に変えるために、リズムをスウィングにしてみるのも楽しいですよ。

リズムをスウィングにするというのは、音符の長さを均等に弾かず、短い音符と長い音符を組み合わせることで、特有のリズム感を出すことです。

スウィングリズムはジャズ音楽でよく使われ、軽快で跳ねるような感じが特徴です。

少し難しいですが、慣れて楽しくなってきたら挑戦してみたいですね!

実践課題で表現力を鍛える

最後に、実際に子どもと一緒に取り組める実践課題をいくつか紹介します。

これらは、メロディーを理解し表現力を高めるための練習です。

子どもと一緒に楽しく練習できる課題例

  1. フレージング練習: 好きな曲を選び、そのフレーズごとにどこで一息入れるかを考えてみましょう。歌詞がある曲だと分かりやすいです。

  2. ダイナミクスの実験: 同じメロディーをピアノからフォルテまで、いろいろな音量で弾いてみてください。どんな気持ちになるか話し合うと良いですね。

  3. 装飾音を使ったアレンジ: 簡単なメロディーにトリルを加えてみましょう。どんな音になるか楽しんでみてください。

  4. 変奏のチャレンジ: 知っている曲を、違うスタイルで弾いてみましょう。クラシックをジャズにしたり、ポップにしたり楽しみ方は無限大です。

以上の練習を通じて、子どもたちの音楽的な感性と表現力がどんどん育まれていくでしょう。ぜひ、親子で楽しんで取り組んでみてくださいね!

まとめ

メロディーの基本を理解し、応用して遊ぶことで、創造力が育まれます。

またフレージングやダイナミクスを活用することで、メロディーに感情を込めた演奏ができるようになります。

装飾音や変奏を加える練習も、演奏に個性をプラスし、より深い音楽の楽しみ方を教えてくれます。

これらの練習を通じて、子どもたちは音楽的な感性と表現力を豊かに育むことができます。

ぜひ親子で楽しんで、音楽の世界を広げてください!

ピアノを学ぶための基本的な知識やテクニックについてご紹介します。

子供たちがピアノを学ぶために役立つ、ピアノ以外の基礎知識について紹介します。

ソルフェージュの基本知識や練習方法についてご紹介します。

–PR–

軽量・コンパクトなロールアップピアノで、旅行先でも自宅でも音楽を楽しもう!初心者やお子様の学習にも最適。今すぐチェックして、音楽のある生活を始めましょう!

当サイトでは、Amazonアソシエイトをはじめとした第三者配信のアフィリエイトプログラムにより商品をご紹介、適格販売により収入を得ています。

ソルフェージュ
フォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました