こんにちは!
このブログは、ピアノを始めたばかりのお子さんをサポートするために、親御さん向けに家庭でできる音楽学習のヒントやアドバイスをお届けしています。
今日は子供にピアノを教える親御さんに向けて、「聴音」の基本テクニックについてお話ししたいと思います。
聴音とは、耳で聴いた音を楽譜に書き起こす技術のことです。
このスキルを身につけることで、子供たちの音楽能力が飛躍的に向上します。
今回は聴音の重要性や練習方法、具体的なステップ、そして実践練習問題について詳しくご紹介しますのでぜひ参考にしてみてくださいね。
聴音がなぜ重要か
音感訓練としての聴音の重要性
聴音は、子供の音感を鍛えるための非常に重要な訓練方法です。
ピアノを学ぶ上で、音感がしっかりしていると曲の理解が深まり演奏もより豊かになります。
例えば子供が聴いたメロディーをすぐに弾けるようになると、ピアノの練習が一段と楽しくなるでしょう。
聴音で得られるメリット:音感と楽譜理解力
聴音を通じて得られるメリットは大きく二つあります。
一つは音感の向上です。聴音を続けることで、子供たちは音程や和音を正確に聴き分ける能力が高まります。
もう一つは楽譜の理解力の向上です。
聴いた音を楽譜に書き起こすことで、音符の読み方やリズムの理解が深まり、結果的に楽譜を読むスピードが速くなります。
聴音の練習方法の基本
簡単なメロディやリズムから始める方法
最初は簡単なメロディやリズムから始めるのがポイントです。
例えば子供がよく知っている童謡や簡単なポップソングの一部分を使ってみましょう。
「きらきら星」や「アルプス一万尺」などの親しみやすい曲を選ぶと、子供たちも楽しんで取り組むことができます。
繰り返し聴くことで耳を慣らすテクニック
繰り返し聴くことも重要です。
最初は、子供が聴いた音をしっかりと覚えるまで何度も繰り返し聴かせてあげてください。
例えば同じフレーズを10回聴かせるなどして、子供が自然とその音を覚えるようにします。
この方法は、耳を慣らすための基本的なテクニックです。
メロディを小さなフレーズに分けて書き起こす方法
次に、メロディを小さなフレーズに分けて書き起こす方法です。
一度に長いフレーズを覚えさせるのは難しいので、2〜4小節くらいの短いフレーズに分けて練習させると良いでしょう。
例えば、「きらきら星」の冒頭の「きーらきーらひーかーる」の部分を最初に聴かせ、それを楽譜に書き起こさせるといった具合です。
聴音練習のステップバイステップ
ステップ1: 短いフレーズを聴いて音程を確認
まずは短いフレーズを聴いて、その音程を確認するステップです。
例えば「ド・レ・ミ」といった簡単な音階を聴かせて、子供にその音を口ずさんでもらいましょう。
この段階では、音程を正確に捉えることが目的です。
ステップ2: 繰り返し聴いて音程とリズムを確認
次に聴いたフレーズを繰り返し聴いて、音程とリズムを確認するステップです。
同じフレーズを数回繰り返し聴かせ、音程とリズムが一致しているかどうかをチェックします。
例えば、「ド・レ・ミ・ファ」を何度も聴かせて、子供が正確に再現できるようにします。
ステップ3: 簡単な楽譜に書き起こしてみる
最後に、聴いたフレーズを簡単な楽譜に書き起こすステップです。
子供が聴いた音を楽譜に書いてみることで、視覚的な理解も深まります。
最初は、「ド・レ・ミ・ファ」のような単純なメロディを書かせてみましょう。
実践練習問題とリソース
短いメロディの聴音練習
ここでは、実際に短いメロディを使った聴音練習問題を紹介します。
例えば以下のようなメロディを子供に聴かせてみてください。
例:
- ド・レ・ミ・レ・ド
- ソ・ファ・ミ・レ・ド
これらのメロディを何度か聴かせて、子供に楽譜に書き起こしてもらいましょう。
音源リンクと無料楽譜を使った実践練習
さらに、実際に役立つ音源リンクや練習用の楽譜を提供されているサイトを紹介します。
以下のサイトでは、多くの無料楽譜と音源を閲覧できる事ができます。
これらのリソースを使って、子供たちが楽しく聴音の練習ができるようサポートしてあげてください。
おわりに
いかがでしたでしょうか?
聴音の基本的なテクニックを身につけることで、子供たちの音楽能力が飛躍的に向上します。
最初は難しく感じるかもしれませんが、継続的に練習することで、必ず上達します。
親御さんも一緒に楽しみながら、子供たちの音楽の旅をサポートしてあげてくださいね。
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