四拍子のメトロノーム目盛の合わせ方。テンポを理解してリズム練習!

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こんにちは!

このブログは主にピアノを学ぶお子さんをサポートする親御さんに向けて、家庭での音楽学習について発信しています。

今日は子供のピアノ練習をもっと楽しく、効果的にするためのアイテム「メトロノーム」についてお話しします。

メトロノームを使うと、リズム感が身につき、演奏が安定します。

この記事ではメトロノームの基本的な使い方から、実際の練習方法まで、詳しくご紹介します。さっそく始めましょう!

おっぴー

元プログラマのおっぴーです。
年長のこどもがピアノコンクールで金賞を受賞しました。
家庭における親のピアノサポートに役立つノウハウを発信しています!

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デジタルとアナログのメトロノームの違い

まずは、メトロノームにはどんな種類があるのか見てみましょう。

大きく分けて「デジタルメトロノーム」と「アナログメトロノーム」の2種類があります。

デジタルメトロノームは、電子機器で作られたメトロノームです。メリットとしては、テンポの設定が細かくできることや、音量調整が可能なこと、さまざまなリズムパターンが内蔵されていることなどがあります。

アナログメトロノームは、ゼンマイ仕掛けで動く古典的なタイプです。振り子の揺れを見て間隔を掴める事が魅力です。使い方は簡単で、ダイヤルを回してテンポを設定し、ゼンマイを巻くだけ。ただし、デジタルと比べると、細かいテンポ調整が難しいというデメリットもあります。

子供でも簡単にできるテンポ設定方法

次にメトロノームのテンポ設定について説明します。ここでは、デジタルメトロノームを使った方法を中心にご紹介します。

  1. メトロノームを用意する:まず、デジタルメトロノームの電源を入れましょう。
  2. テンポを設定する:テンポはBPM(Beats Per Minute)で表示されます。子供の練習には、初めはゆっくりしたテンポ(60~80BPM)がおすすめです。ボタンを押してテンポを上下に調整します。
  3. 音量を調整する:デジタルメトロノームは音量調整ができるので、子供の耳に優しい音量に設定しましょう。

例えば初めての練習曲が「きらきら星」なら、テンポを60BPMに設定し、子供がしっかりリズムを取れるようにしましょう。

イタリア語のテンポの説明

次に、音楽でよく使われるイタリア語のテンポ用語について説明します。

ピアノの楽譜には、演奏の速さを示すためにイタリア語のテンポ用語が書かれていることが多いです。

以下に代表的なテンポ用語を紹介します。

テンポ用語意味BPMの目安
Largoとても遅く、荘厳に40~60
Adagioゆっくりと56~66
Andante歩くような速さで66~72
Moderato中庸の速さで84~100
Allegro速く、元気に120~168
Prestoとても速く168~200
代表的なテンポ用語

BPMはあくまで目安で、正確ではなく人によって値は異なってきます。

おっぴー
おっぴー

アナログなメトロノームには、速さの記載部分に大体の場所が記載されている事が多いです

例えば「きらきら星」の楽譜に「Andante」と書かれていたら、歩くような速さでゆったりと弾くことになります。

テンポの指示に従うことで、曲の雰囲気や感情を表現しやすくなります。

4/4拍子と3/4拍子の設定方法

次に、拍子の設定について説明します。

メトロノームは、拍子を設定することで特定のリズムを刻むことができます。

ここでは、よく使う4/4拍子と3/4拍子の設定方法を紹介します。

4/4拍子

  1. メトロノームの拍子設定ボタンを押します。
  2. 4/4拍子を選択します。デジタルメトロノームでは「4」と表示されることが多いです。
  3. 設定が完了すると、「1、2、3、4」とカウントするリズムが聞こえます。

3/4拍子

  1. 同じく拍子設定ボタンを押します。
  2. 今度は3/4拍子を選択します。表示は「3」となります。
  3. 設定が完了すると、「1、2、3」とカウントするリズムが聞こえます。

例えば「ちょうちょ」は4/4拍子ですが、「こいのぼり」は3/4拍子です。

それぞれの拍子に合わせて練習すると、子供もリズムを理解しやすくなります。

アナログのメトロノームでもサイドに設定できる箇所があると思うので、是非活用してください。

初めてのメトロノーム練習

それでは、実際にメトロノームを使った練習方法を見ていきましょう。ここでは、初心者向けの簡単な練習方法をご紹介します。

簡単なテンポで練習を始めよう

初めてメトロノームを使うときは、簡単なテンポで始めるのがポイントです。

最初から速いテンポに設定すると、子供がついていけなくなり、練習が楽しくなくなってしまいます。

  1. 曲を選ぶ:まず、練習する曲を選びましょう。初心者には「ちょうちょ」や「チューリップ」などの簡単な曲がおすすめです。

  2. テンポを設定する:メトロノームを60BPMに設定します。ゆっくりしたテンポで、子供がリズムに慣れるのを助けます。

  3. リズムを感じる:メトロノームのビートに合わせて手拍子を打ちながら、曲のリズムを感じるようにします。

例えば、「ちょうちょ」の場合、「1、2、3、4」とビートを感じながら、「ちょうちょ~ちょうちょ~」と歌いながら練習します。

親子で楽しむメトロノーム練習のポイント

親子で楽しむためのメトロノーム練習のポイントをいくつかご紹介します。練習が楽しい時間になるように工夫してみましょう。

  1. ゲーム感覚で練習する:メトロノームを使った練習をゲームのようにすることで、子供のやる気を引き出せます。例えば、メトロノームのテンポに合わせて手拍子を打ちながら、正確に合わせられたらポイントを獲得するゲームを作るのも楽しいです。

  2. 一緒に歌う:練習中に親も一緒に歌うことで、子供が楽しくリズムを覚えられます。親子で一緒に歌いながら手拍子を打つと、自然とリズム感が身につきます。

  3. 褒めることを忘れない:子供がメトロノームに合わせて上手に演奏できたら、たくさん褒めてあげましょう。褒めることで自信がつき、さらに練習が楽しくなります。

例えば「きらきら星」を親子で一緒に歌いながら、メトロノームのビートに合わせて手拍子を打ちます。

うまくできたら、「すごいね!今のリズムばっちりだったよ!」と褒めてあげましょう。

まとめ

メトロノームを使ったピアノ練習は、子供のリズム感を養うための素晴らしい方法です。

デジタルとアナログのメトロノームの違いや、簡単にできるテンポ設定方法、4/4拍子と3/4拍子の設定方法を理解することで、練習がスムーズに進みます。

初めてのメトロノーム練習ではゆっくりしたテンポから始め、手拍子を使ってリズム感を鍛えると効果的です。

また、親子で楽しむ工夫を取り入れることで、練習が楽しい時間になります。

ぜひ今回のポイントを参考に、メトロノームを活用したピアノ練習を楽しんでください!

ピアノを学ぶための基本的な知識やテクニックについてご紹介します。

子供たちがピアノを学ぶために役立つ、ピアノ以外の基礎知識について紹介します。

ソルフェージュの基本知識や練習方法についてご紹介します。

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