楽譜に出てくる白い丸の音符。「全音符と2分音符、どっちがどっち?」と迷うことはありませんか?
全音符は棒のない白い丸で4拍、2分音符は棒のある白い丸で2拍です。まずは棒があるかどうかを見れば、親子で見分けられます。

どっちも白い丸なのに、長さが違うんだね!

ぼうがないほうが4拍。ぼうがあるほうが2拍だよ!
この記事では、全音符と2分音符の形や長さを比べながら、おうちでできる練習方法を紹介します。最後には、親子で使える無料プリントも用意しました。
まずは形と長さを比べてみましょう。
全音符と2分音符を比べよう
| 名前 | 形 | 長さ(4分音符を1拍とすると) | 声に出す数え方 |
|---|---|---|---|
| 全音符(ぜんおんぷ) | 白い丸・棒なし | 4拍 | 「いーち、にー、さーん、しー」 |
| 2分音符(にぶおんぷ) | 白い丸・棒あり | 2拍 | 「いーち、にー」 |
※「4拍」「2拍」は4分音符を1拍として数える場合です。拍子記号によって1拍の基準は変わります。全音符がいつでも「1小節分」という意味ではありません。
どちらも中が白い音符です。棒がないのが全音符、棒があるのが2分音符。ここだけ先に覚えれば、楽譜の中でも見つけやすくなります。
全音符は4拍、2分音符は2拍
まず親が一定の速さで「1、2、3、4」と手をたたきます。子どもは「ター」と声を出し、4つ目まで声を伸ばしてみましょう。これが全音符の長さです。次に「1、2」まで声を伸ばしたら2分音符。2分音符を2つ並べると、全音符1つと同じ長さになります。
「伸ばす」とは、毎拍新しく音を鳴らすことではありません。最初に音を出して、残りの拍では数えながら音を保ちます。ピアノなら鍵盤を押したまま、最後の拍を数え終えてから離します。最初は歌声や手の動きだけでも大丈夫です。
全音符とは?長さと意味
全音符は丸い形をした音符で、内部は空洞になっています。
英語では「Whole Note」と呼ばれ、音符の中でも最も長い音価を持つ音符の一つです。
全音符は4拍の長さを持ち、4分の4拍子では、全音符1つで1小節分の長さになります

例えば、「1, 2, 3, 4」とカウントする間、全音符はそのすべてを伸ばして演奏します。
2分音符とは?長さと意味
2分音符は、全音符に比べて少し短い音価を持ちます。
形状は全音符と同じく丸い形をしていますが、内部が空洞である点は同じです。
ただし、縦に棒がついています。この棒を「符幹(ふかん)」と呼びます。お子さんには、まず『棒』と伝えれば十分です
英語では「Half Note」と呼ばれ、2拍の長さを持ちます。

例えば、「1, 2」とカウントする間、2分音符は2拍のあいだ音を伸ばします。
音価について学ぼう
音価とは、音符がどれだけの時間(拍)音を伸ばすかを示す長さのことです。
音価は音楽のリズムやテンポを決める非常に重要な要素です。
音価によって音符の持続時間が決まり、それが音楽のリズム感を生み出します。
名前の「2分」はどういう意味?
全音符1つ分の長さを半分にした音符が2分音符です。さらに半分にすると4分音符になります。まずは「全音符1つ=2分音符2つ=4分音符4つ」と並べて、長さの関係を見せてあげましょう。「2分音符」は2分間続く音という意味ではありません。
音符の種類について:名前と分割の関係
音符の名前は、全音符を中心にその音価をどれだけ分割するかで決まります。
例えば全音符を2分割したものが2分音符、4分割したものが4分音符です。
このように、音符は次のように分割されます:
- 全音符(Whole Note):4拍
- 2分音符(Half Note):2拍(全音符の1/2)
- 4分音符(Quarter Note):1拍(全音符の1/4)
- 8分音符(Eighth Note):1/2拍(全音符の1/8)
- 16分音符(Sixteenth Note):1/4拍(全音符の1/16)
楽譜を使って音符を読もう
簡単な楽譜で全音符の練習
まずは、簡単な楽譜を使って全音符の読み方を練習しましょう。
例えば、ドの音を全音符で4拍伸ばして弾く練習です。
楽譜には、丸い形の全音符が4拍分伸ばすことを示しています。

「1, 2, 3, 4」とカウントしながら、お子さんと一緒にゆっくりと全音符を弾いてみてください。
簡単な楽譜で2分音符の練習
次に、2分音符の読み方を練習しましょう。
例えばドの音を2拍伸ばして弾く練習です。
楽譜には、丸い形に棒がついた2分音符が2拍分伸ばすことを示しています。

「1, 2」とカウントしながら、お子さんと一緒に2分音符を弾いてみてください。
全音符との違いを感じ取れるようになるまで、繰り返し練習することが重要です。
おうちで3分:見つける→声に出す→弾く
- 見つける:楽譜の白い丸を探し、棒の有無を指さします。
- 声に出す:親が一定の速さで拍を取り、子どもが「ター」で2拍・4拍を伸ばします。
- 弾く:好きな鍵盤1つで弾き、最後まで数えてから離します。音の高さがまだ読めなくても練習できます。
途中で音が消えたり、早く離したりしたら、「もう一回、最後の数まで伸ばしてみよう」と一緒に数えます。長さがつかめたら、2分音符を2つ続けて弾き、全音符1つと比べてみてください。
無料プリント|全音符と2分音符を見分けて、長さを感じよう
全音符と2分音符の違いを、親子で楽しく練習できる無料プリントを作りました。
1ページ目は音符の形と長さを比べ、2ページ目は「4拍」「2拍」を選ぶ問題です。3ページ目では、丸を指で追いながら「ター」と声を伸ばしてみましょう。文字を書く問題はないので、年長さんもおうちの方と一緒に取り組めます。
A4・3ページのPDFです。印刷して使ってみてください。
まとめ
全音符は白い丸だけで4拍、2分音符は白い丸に棒がついて2拍。最初は「棒があるかな?」と形を比べ、声を伸ばしてから鍵盤で試すと、違いを体で確かめられます。
プリントも使って、親子でゆっくり取り組んでみてください。
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